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==モンバサの町へ==

村をあとにし一路、モンバサへ・・・
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モンバサは、ナイロビの南東約450kmに位置する、インド洋に面した、ケニヤ第2の都市。モンバサの名前の由来は 「戦いの島」の意味からきているそうです。
この町はいくつかの顔を持っています。
ケニヤ最大の貿易港。 
マリーン・リゾートの街。
そしてかつての「戦いの島」の痕跡

ここが天然の良港であり、アフリカの入り口に位置するところから、その支配権をめぐり、その昔から、インド、パキスタンから来たインド人や、アラビア半島から来たアラブ人、そして先住のアフリカ人がここで激しく戦ってきました。
その象徴であり痕跡が、1593年に作られた、巨大な城塞 「フォート・ジーザス」。海からの侵入を防ぐために作られたこの城塞は、実は大きな一枚岩をくりぬき削りつくりあげたもの。その後、奴隷貿易の拠点となり、400年たった現在も堂々とした勇姿で、モンバサの街と、インド洋を見下ろしています。
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中には、博物館もありこの周辺のインド洋から揚がったもの、金や食器などが展示されていたり、ケニアの民族の歴史や流れの写真も展示されています。

そんな中に、ついさっきまで目の前で見ていた、聞いていた懐かしい踊り・・・。

村の人々と一緒に「センゲーニャ」を踊る、ムゼ・マサイの写真が展示されていたんです。嬉しくって、見て!!って言おうとした、バーティー、尊敬していて大好きだった亡きお父さんの姿に、「バーバー!」って、号泣・・・。

前からずっと来たかったフォートジーザス。きっとお父さんが呼んでいたんだね・・・思わぬ再会&写真のお父さんと記念撮影までしちゃって超ご機嫌!
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ちょっとcuteで可笑しな地元学生ボランティア君が耳に花を刺して城壁の外に広がる町も案内してくれました。
フォートジーザスの廻り一体は「オールドタウン」と言われ、迷子になりそうに入り組んだ路地、そしてそこにある街の雰囲気は、また違うゆっくりした時間が流れていてアラブ系の顔立ちの人たち、服装、建物、イスラム寺院などもあふれ、どこもかしこも異国風の香りに満ちています。

みんな夜遅くまで、路地のあちこちに座って集まっていて、のんびりコーヒーを飲みながらお喋り。同じケニア人にとってもまったく違う彼らの生活スタイルは驚きだったようです・・・。気候もまったく違えば、言葉も生活の流れも全然違う、ケニアはまだまだ未知が一杯で楽しくなってきます。