==ケニアの教育制度==

ケニアの教育制度は、
8年間の初等教育(無料の義務教育)→4年間の中等教育→ 4年間の大学教育となっています。
そして初等から中等へ、中等から大学へと進学するためにはそれぞれの卒業試験で良い成績を修めなければなりません。
e0117552_4551662.jpg

小学校に入学する前に、英語、スワヒリ語の読み書きの基本、算数の基本が出来るようになっていないと小学校には入学できません。
だから、ケニアでは幼稚園生はすごく勉強をします。お昼寝と、お庭遊びばかりだった私たちとは大違いです。

ちなみに、2003年から初等教育が無料で受けられるようになりました。ただ教科書、制服は自ら買わなければならなりません。そして、制服の着用は旧宗主国イギリスの影響もあって、校則で厳しく定められています。これが家庭によってはかなりの負担にもなっています。
マゴソスクールの子供たちはオレンジ色の可愛らしい制服。ほかの学校も、緑や赤、ブルーなど原色の可愛らしい制服、そしてどの子もそんな色がとても似合います。
e0117552_4572072.jpg
ケニアは非常に教育熱心な国。
少しでも子供をいい私立の学校へ入れようとしたり、そのために必死に働いていたり、また海外へ留学をさせようとしたり、ある意味では日本以上の力の入れようかもしれません。
特に、中等学校の4年生が受験して、大学等への進学を目指す中等学校卒業資格試験Kenya Certificate Secondary Education (略称KCSE)
という、まさに人生を決める試験が待っており、これに向けてみんな必死に勉強をするんです。
とはいえ大学への進学率はまだまだ決して高くはなく、一部の富裕層や、エリート層の家庭あるいは本当に優秀な子達が一生懸命学費を工面したうえで進学していきます。
しかし、この進学先の大学、学部までもが全国統一の試験の結果によって、国から決められてしまうというのが現在のケニアの形です。
「エンジニア」になりたくても「教育学部」といわれてしまったら、その道へ行くしかない。
試験の、「理系」、「文系」の得点配分などを考慮したうえとはいえ、優秀な子にも才能があるかもしれない子にも、自らの選択権がないというのは少し考えさせられます。
と言っても、私立の学校や、富裕層の家庭の場合にはまた話は変わってくるというのも事実です。

とにかくケニアの子供たちはみんな
「勉強がしたい!」、
「テストをパスしたい!」、
「上の学校へ行きたい!」
と、高学年の子に限らず本当にみんな「勉強」ができることを嬉しく、大切にそして学校へ行くことを楽しみにしています。
勉強だけでなくそこで得ることのできる人間関係や、喜び、穏やかな時間その全てがまさに今彼らが求めているものなんだな・・・って。

「勉強することの意味」、「学校というものの大切さ」を、改めて見せられた気がします。


e0117552_544957.jpg

<訪問学校>
ナイロビ・キベラ     マゴソセンター
モンバサ・ツンザ    ツンザ・プライマリースクール
キンテゲラ        サイディア・フラハ園内 幼稚園
アンボセリ国立公園  マサイの幼稚園
[PR]