==情熱の民族・ツンザ村へ==

e0117552_0504499.jpg

ミリティーニに暮らす太鼓の名人ムゼ・マテラのおじいさんが生まれた村、それがツンザ村。マテラさんのお父さんムゼ・マサイはセンゲーニャと呼ばれるドゥルマ民族音楽の12人の巨匠の一人。ドゥルマ社会の中でも重要な役割をはたしていた人間国宝のような人。その実質的な役割はまてらさんが引継ぎ担っています。

モンバサから船に乗って30分ちょっと、マングローブの森の間をぬって海風をうけながら船に揺れる間もずっと、マテラさんの太鼓の音が響き渡り、わかるところは大きな声で大合唱の私達のスワヒリ語も高々に・・・
もう絵に描いたような、平和、夢が待っているような胸騒ぎ・・・
e0117552_0553483.jpg
太鼓を叩くマテラさんの笑顔は本当に眩しい
とっても軽快な手のひらの動きと、とっても楽しそうな顔、こんなに人を豊かな表情にして、惹きつけている
ンゴマの世界って一体どんなものなんだろう・・・
ツンザの村ってどんなところなんだろう・・・
そんなマテラ氏に師事し音楽を通して子供達や、ケニアと日本の間で様々に活躍しているのが、大西匡哉さん(上)ベマテモ(下)はマテラさんの息子。そしてマテラさんの末の弟バーティーも加わって、私たちの旅はさらに賑やかに・・・
e0117552_0561262.jpg
e0117552_3102342.jpg

船を降りて、マングローブの森を遠く下に眺めながら、丘を30分ほど登ると
青々した森の遠くの方から「ドンドコドンドコ~」 太鼓の響きと、ざわめきと、歌声が・・・
すでに村の中心では、待ちきれないみんなの歓迎のダンスと歌が始まっていました。
e0117552_1475859.jpg

大きな木の下に、用意してくれた特別席。村の音楽家達の奏でる太鼓の音と、華やかな踊りです。村をあげての大歓迎をしてくれました。
私たちも村の女性と同じように色とりどりのカンガ(伝統的織物)を身にまとって・・・
いつの間にかたくさんの村の人が集まって・・・
みんな大好きな「ンゴマ」
本番はまだまだこれから・・・夜な夜な続くその魅力にむけてナンダカドキドキしてきちゃいました。
e0117552_3164559.jpg

夜は、明日森を散歩するから、この村のみんなにたくさん会って、挨拶してたくさん触れ合いたいから「ドゥルマ語」のレッスン。
ひとつの挨拶が長い。でも、「あなたは元気?私も元気、家族も家畜も、家業の調子もいい・・・」
みんなのことをお互いが知っているから、
そしてお互いを気にし合っているから、長いけどごくごく当たり前のいつもの挨拶。
挨拶の最後につく言葉、「ド~フィ~ゾ~」-よかったねぇ。
本当に優しい音で、優しい表情で、ゆっくりした甘い感じ。
この暑くって、のんびりしてて、ほのぼのした民族にピッタリな言葉が大好きになっちゃった・・・
この挨拶がもう一度したいから、本物の「ド~フィ~ゾ」を聞きたいから、言ってもらいたいから、私はもう一度ツンザに行きたい!!
[PR]