==会いたかった人たち==

アンボセリ国立公園へ・・・
この国立公園の中に、いくつかのマサイ族が暮らしています。
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彼らは、自らの村を公開し、旅行客たちにマサイ族の暮らし、踊りや歌という文化、そして彼らの現実をみて知る機会を与えてくれています。

高々と姿勢もよく跳ねるあのジャンプで歓迎してくれ、
彼らの繊細なビーズ細工を買うことも出来ます。
その収益は、公園内にある全てのマサイの集落に分配し生活や、様々な環境を整える費用に当てているといいます。
こういう姿だけを見て「観光マサイ」などといわれ、間違ったとらえ方をしているマサイ族。

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(←マサイの伝統家屋は女性が牛糞と木だけでで作る)

決して彼らが「本物のマサイ」としての誇りや知恵、
自らの伝統や文化、そして放牧を望んで捨てて、観光業で生きていく事を選んだわけではないという事を是非みんなには知ってもらいたいと思いました。
それは自分自身が持っていた誤解でもありました。
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マサイは国が勝手に決めた国立公園やそれにまつわる規制の中でずっと昔から生きてきた土地を奪われ、
やむなく生活の糧でもある家畜を手放さざるを得なくなり、
それゆえに彼らの食文化すら変わり、現金収入が必要になっているという現状です。

現金収入があるからと言ってもあくまでも彼らの生活の場も形も、火起しの技術や、放牧が中心である事も何も変わってはいませんし、伝統文化も変わってはいません。
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ただ国の初等教育の義務付けにより、学校教育や校舎建設が必要になったり、また学校に行く事によって戦士としての時間(彼らは少年期のある一定の時期を戦士として過ごしています。)をすごせなくなりつつある若い世代や子供たちの抱える問題・・・が大きくなってくることはあるといいます。

観光化によって減る土地、
広がって来るであろう近代化の波、
国からの規制、
マサイが抱えるこれからの問題(それはマサイのみでなく多くの少数民族が直面している問題であると思うけれど)は困難も多く、大きな過渡期に差し掛かっている時だといわれています。

でもこれだけの長い間変わることなく続いてきた彼らの
「自然とともに自然を乱すことなく生きる知恵」
それは「遅れた文化」ではなくて、これから先をみすえた本当に必要な文化・・・。
その根本は変わらないで欲しい、
いや変わらないでなんていうのは私の勝手で傲慢な言い分なのかもしれません、

ただ
もしも普通に、サファリに来てマサイの人々に出会っていたら知ることの出来なかった事、見えなかったものが見え、マサイの人々の魅力やその生活の知恵の高さにも驚き、素直に感動することが出来たのは、本当のマサイの現実をよく知ってマサイを思う気持ちの強い千晶さん、そして真紀さんに出会えたからだと、感謝しています。



そしてほんのちょっと、マサイ族に惚れこんでしまった、私のヒイキ


「マサイは本当にイケ面です!!」

すらりと細くって、背も高い、軽く跳ねるように歩く感じや、顔についた戦士時代の傷、民族衣装に身をまとった神々しい感じ、そして何より草原に一人立っているのが似合うような孤独な感じ・・・

「誇り高いマサイの戦士」

一体誰がそんな「名」をつけたんだろ?
でも、まさにそう。

この次は、
必ず真紀さんの旦那さんの村、近代化の波が及ばないようなはずれにあり今も本来の伝統的生活が続いているという、ジャクソンさん達を訪ねたいって思います。
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