1月20日・・・最終日

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ついに長かったケニアでの時間も最後の日になりました。
今日は、それぞれが興味のある場所を訪れる為に2組に分かれて行動。

ケニアに来ていながらまだ見ていなかった首都ナイロビ市街地を見たあと象の孤児院を訪れる組と、HIV孤児達を育てている施設へ子供たちと遊びに行く組に分かれて出発しました。

ダフネ・シェルドリック動物孤児院(象の孤児院)はナイロビ国立公園に併設しています。
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まだほんの2ヶ月の小さな赤ちゃんから1歳から2歳くらいの子象まで12頭の象が保護されています。子象たちの小屋や、レンジャーのオフィスの一角には、毎日園内にリハビリを兼ねて散歩に行っている子象達が並んでお昼のミルクを飲みに帰ってきます。

11時から12時の間だけ、その姿を見ることが出来、象たちの健康状態や現状など様々な話を聞かせてもらえます。
時間が限られているのは子象たちが人間に慣れてしまうことを防ぐ為。人間が大好きになってしまったら密猟者にまでも喜んで近づいていってしまう恐れもありますから・・・
ここへやってくる象たちの多くは、母親を密猟者に殺されてしまったり、干ばつや洪水の影響で群れからはぐれてしまったり、とても怖い思いをし瀕死の状態から助けられたような子達ばかりで、怯えていたり攻撃的だったり、殻に閉じこもってしまっていたりと深く傷付いている子ばかりだといいます。
象の記憶力はとてもよく、特に母親や群れと一緒に過した時間の長いこの方が傷は深くリハビリには時間がかかります。こんな無邪気にミルクを飲んでいても食事の時以外は皆から離れて警戒していたりと・・・
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赤ちゃんは温度調節が出来ないので毛布を被らせたり、皮膚を守るためココナッツオイルを塗ってあげたり、時には一緒に眠ったりと、レンジャー達が時間をかけて愛情を注いで心の傷を癒し、野生へ帰る準備を始めて行きます。象の母親は過保護なほどに子供を大切にするそうです。親子の心は象も人間も一緒ですね。
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少しずつ、元気になって仲間になじんでいった子象たちは、およそ10年の月日をかけて少しずつ野生へともどっていきます。

ナイロビ国立公園の孤児院から、ツァボ国立公園に移され少しずつ自然の中の群れになじんで行きます。

時にはこの孤児院の卒業生でもある大人になった象達が群れの仲間と一緒に迎えに来る事もあるそうです。
1晩帰ってこなくなり、1週間出かけたままになり・・・園のゲートはいつも開いていていつしか自分の意思で彼らが群れに入り、この孤児院を旅立っていく・・・
とっても自然で、
そしてとっても愛情の篭った育て方ですね。

THE DAVID SHELDRICK WILDLIFE TRUST
P.O. Box 15555
Mbagathi, 00503 NAIROBI
KENYA Email: rc-h@africaonline.co.ke
Telephone: +254 (0) 20 891 996



園内には、野生動物の密漁との厳しい現状を理解してもらう為のコーナーが設置されており、
ケニアという国がいかに自然や動物、そして人とのかかわりを大事にして行こうとしているのかが感じられます。
子象の里親制度もあり、HPでは一頭一頭の象の成長記録や、園からのお知らせも見ることが出来ます。










そして旅の最後に出会った最高の笑顔が、
カテンベ君

腎臓移植を終え、確実に元気になっているカテンベ君。彼の笑顔と声がみんなを和ませてくれました。
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遠くに帰っても、ずっとカテンベ君の頑張りを応援させてね
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